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2011/11/12

19セイコー しかし…。

こんばんは市川です。知人から19セイコーを譲ってもらえることになりました。ただ今回は「しかし…」があるのです。19セイコーという時計は、バスや電車の運転手さんが仕様していた時計として有名で、この歴史は古く、かつての軍隊や電電公社で使われたものもあり、文字盤やケースのデザインや秒針が6時の位置に独立してついているもの(スモセコ)、真ん中についているもの、さらには手巻き式、クォーツ式、など種類も多いです。んで、知人からの今回入手することになった時計の特徴をまとめると「社名がSEIKOのみ。手巻きで、秒針が6時の位置にあり、針の色が黒、文字盤は全体が白、どこで使用されていたかは不明。」 とのこと。このわずかな情報から私は、「バス会社か鉄道で使われた昭和41〜46年に作られた、スモセコ形の最後期タイプ」と想像しました。その理由は、1、文字盤の色が全面白(電電公社なら文字盤の一部に黄色が入るため電電公社ではない)2、社名がSEIKOのみとのことから、戦後製。戦前〜戦後すぐは社名がSEIKOSYAとある(よって旧軍隊で使用されたものではない)3
、針の色が黒(昭和41年頃までのものは戦後形でも青メッキ)4、昭和30年代までの鉄道で使われたものは独立している秒針部が銀メッキのため、これも外れる。5、昭和46年以降、秒針が独立しておらず、見慣れた時計のように中央についている…。私のコレクションの中から探してみたら写真のものが一番今回入手する時計に近いのではと。さてさて、最初にある「しかし…」の理由ですが、「天真が折れている」そうです。天真はゼンマイの力を時間の速さ変換する時計の「心臓」部分。つまりその時計は「死亡状態!」これは復活できるかどうか…。かなり重症です。あぁゲンナリ…します。

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    CMWの試験で「天真を折ったりされてめちゃくちゃに壊された19セイコーを修理して日差±5秒以内に収める」というものがありましたCMWの資格を持った時計師なら修理出来るはずです。

    by: 名無し, on 2013/05/04
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