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ドービー・ツボイのアメカルレクチャー

ドービー・ツボイ

映画館「シネマスコーレ」のスタッフ。アメカル映画マスター
2008/07/29

パペット・マスター

先回のコラムに書きました『鉄の子カナヒル』に続いてですが、今回も人形ネタで攻めます。

『パペット・マスター』っていう映画、ご存知ですか?
1989年にチャールズ・バンドというB級映画の専門名物プロデューサー(特にSF・ホラージャンルが好き、ロジャー・コーマンよりもマニアックな方)が生み出したパペット・ホラーです。

もともとチャールズ・バンドはパペットものがお好きらしく、本作の前にも『死霊のしたたり』のスチュワート・ゴードン監督作『ドールズ』(タイトルはそのまんまです)にも関わっておりました(これは人形館にある人形たちが人間に襲いかかる典型ホラー映画です)。

そのバンドが製作した新しいパペット映画が『パペット・マスター』です。
 内容は自ら生命を持ち、自由に動くことのできるパペット(5体)を持っていたパペットマスターが自殺するところから始まる。その十数年後、その秘密を探るため(って自殺されてから年数経ちすぎでは!)探査チームがパペットマスターの家にやってくるのですが、突然どこからともなくパペットたちに襲われる素晴らしい映画です。

映画の内容も素晴らしいのですが、なんといっても主役は5体のパペット軍団!日本では勝手に名前が付けられておりました。パペットリーダーは手が鉤爪とナイフ、そして顔は骸骨の顔を持つカリガリ博士!ピエロの恰好で顔のパーツがくるくる回って機嫌がかわるスゴイ奴、ピエロ・ザ・キッド!頭が巨大ドリルを持つ軍曹、その名もそのまんまドリラー将軍!唯一の女性、セクシーな衣装を身にまとうお色気担当なのに武器は口から出るヒル(!)、その名もディープ・スロート(笑)!

そして極めつけ手がどでかくて頭がとっても小さい顔を持つ男であり、ジャイアン担当なその名もジャイアント・コテツ(爆笑ですがこのネーミングはヤバイっす)!!
 

この作品はもちろんDVD化されておりません。
ですがシリーズ化にはもちろんなっております。
現在確認できるだけで8作まで作られております。
もち新キャラ続々登場ですが、やっぱりメインの5体には負けます。
『チャーリーとチョコレート工場』がヒットした時に日本で発売された『パペット・マスター』には『パペット・マスターと悪魔のオモチャ工場』という悲しい邦題も付けられました(泣)。

ぜひご覧になりたい、またはこの魅力的な5体に逢いたい方は中古ビデオ屋さんで購入してください!
ちなみに5体ともオモチャ化されておもちゃ屋さんで売られていたこともあります。

映画の内容よりもキャラ重視!そんな『パペット・マスター』シリーズにアメカルバンザイ!

アメリカ名“ピンヘッド”、日本名“ジャイアント・コテツ”さん