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ドービー・ツボイのアメカルレクチャー

ドービー・ツボイ

映画館「シネマスコーレ」のスタッフ。アメカル映画マスター
2008/04/15

アクション御三家

昨年は僕の大好きなブルース・“ズル”・ウィリスが『ダイ・ハード4.0』でマクレーン刑事を復活したり(でもこれには言いたいことが山ほどありまして、僕にとっては『ティアーズ・オブ・ザ・サン』『ホステージ』『16ブロック』の方が『ダイ・ハード』らしいのではと思っております。ですのでジョン・マクティアナン監督によるスッポコ『ダイ・ハード』の復活、お待ちしております。)、シルベスターなスタローンおじさんもまだまだ元気っぷりをみせた『ロッキー・ザ・ファイナル』などハリウッドおじさんアクション俳優たちの元気な年でした。

昔々、「アクション御三家」と日本でよばれる俳優さんたちがおりました。一人は先ほど紹介したまだまだ元気なイタリアの種馬(もち誉め言葉です)スタちゃんことスタローン。二人目は最近政治に興味を抱き、映画界にはなかなか「アイル・ビー・バック」しなくなったこちらもコマンドーでターミネーターな男、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー。そして三人目はチャック・ノリスとかブルース・ウィリスとかいろんな意見があると思いますが、それはそれでおいておきまして、そう世界のジャッキーことジャッキー・チェンでございます。当時この三人、公開すればヒットするものすごい「アクション御三家」だったわけです。

スタちゃんは持ちキャラ、ランボーにロッキーがいますのである意味無敵です。シュワちゃんはコマンドーでプレデターでゴリラもいますが(それを言ったらスタちゃんもコブラがいます)、なんといってもターミなネーターでございます。ジャキーの場合は、僕個人の思い入れなどが乱入してくると大変なのでやはり金字塔な1本『プロジェクトA』ですね。

とそれぞれ違う持ち味で映画に出演し続けた彼らも年齢には負けられず、ある意味後期になるとマニアにはたまらない映画が続出します。シュワちゃんがコメディ路線で世界的に認められたため、ロッキーな男スタちゃんもがんばってコメディ路線に変更。1本は巨匠ジョン・ランディスが手がけただけに素敵な映画になった『オスカー』。もう1本がヤバイです。その名も『刑事ジョー/ママにお手あげ』。これには映画関係者もお手あげ状態。ヒットすることもなく闇に葬られるワケです。

シュワちゃんも負けてません。映画業界に興味がなくなり政界進出するぐらいの時期の映画はある意味素晴らしいものが多いです。悪魔と戦う『エンド・オブ・デイズ』、クローン人間と戦う『シックス・デイ』などなど。もう敵に人間はいなくなりました(笑)。

ではジャッキーは・・・。僕的には好きなのですが、評価が低い香港の旧正月映画『ゴージャス』(ある意味スー・チーと絡みたいだけに出演したような作品です)やハリウッド進出後のスッポコ映画『タキシード』(タキシードを着ると強くなる設定ですが、もとからジャッキーは強いので必要ないです!)があります。

でもでもこんな逆境にも負けない、映画が大好きな「アクション御三家」は今でも健在です。スタちゃんは昨年のロッキー復活をきっかけに今年ランボー復活!ジャッキーは毎年作品数が多いですがまだまだジャッキーファンを納得させる作品を撮れるハズと思っていたら、今年久々の監督業復活の噂!これは期待せずにはいられません。あとは政治やりながらのシュワちゃんの映画界復帰を待つのみ!さぁ準備は整った、今年こそ「アクション御三家」復活の年です!そんな「アクション御三家」にアメカルは期待しながら万歳です!

PS.
ちなみに「新アクション御三家」なるものも存在します。一人はテンコー・ヒキタの旦那という嘘の情報流されたことの方が有名なジャン=クロード・ヴァンダム。二人目はロッキー最大の敵、ドラゴが一番有名なドルフ・ラングレン。そして三人目はいつ沈黙を破るかわからないオヤジ、スティーブン・セガールです!

「刑事ジョー/ママにお手あげ」DVDジャケット